播州弁−辞典


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主要な特徴

播州弁の主だった特徴とアクセントなど。


一文字の単語の発音

「木(き)」や「蚊(か)」などの一文字の単語は、「きー」、「かー」とのばして発音する。まれに伸ばさない単語も存在。


語尾をのばす

多くの場合語尾をのばして発音する。 例: 「あっかいやー(意:だめです)」「はよせー(意:早くして)」


敬語

基本的に、丁寧語は存在しないか日常語と混在する。尊敬語は「はった」または「たった」でほとんどをまかなう。 例:先生がおっしゃった→先生がいやはった
謙譲語に関してはほぼ存在しない。また、目上の人には使わない言葉が存在する。 例:はよせんかい(はやくして)。これらの言葉を使用しないことに、いわゆる敬語的概念が存在する。敬語と日常語の境界線が非常に曖昧であることが、「播州弁はあつかましい」と囁かれる理由なのかもしれない。


「ら」抜き言葉

「食べられる」を「食べれる」という略す、いわゆる「ら」抜き言葉は、播州弁では普通。


略語

「〜している」は「〜しょる」、「してあげる」は「したる」等、標準語をかなり短く略す言葉が非常に多い。


名詞アクセント

名詞のアクセントにも特有のものが多い。基本的には名詞の発音時に音程を付けない。例えば、しらさぎ城で有名な、姫路市の場合。関東地区では、「ひめじ」の「ひ」を高い音程で発音し「めじ」を尻下がり気味に発音するが、地元では、すべて音程を変えずに発音する。「姫路」を間違って発音されると、地元民はなぜかイラっとする。




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